ヘタリアミュージカル観ましたという名の自分の話

どうも、今日アポなしで家に来た祖母の髪型がコシノジュンコになっていて「なかなか似合う」と鼻を膨らませながら伝えたオポッサムです。先日大千秋楽を迎えたヘタリアミュージカル(ヘタミュ)をライブビューイングで観ました。当日券を目当てに1日から戦いに出ましたがまああえなく落選。200人超えの中から25から30人くらいしか選ばれなかったので当然と言えば当然。しかし、でも、だが。私の後ろの人が当たったんですよね。日頃の行いかな。くそ、ちゃんと授業受けとけばよかった。そんなことはよくて、ライブビューイングのチケットは取れていたので2日はそちらに直接向かいました。当日券チャレンジからは逃げ出して安全圏へ。シアターの1列だったのですが横列が真ん中の当たりだったのでみやすかったです。

 

白状すると数年前にピク〇ブでちろっと触れただけのヘタリア。大千秋楽の直前もキャラと顔が一致していませんでした。どうしてそのようなほどの知識しかもっていないのにこの作品を、遠征して数日間泊まってまで観たいと思ったのか。それはしたことに対する後悔よりしなかったことに対する後悔だけはもう勘弁だ、という考えを持っているからです。私は薄桜鬼のミュージカル、初演の斎藤篇が発表された時に「へえ、ミュージカルかあ。まあスルーで」とか思っちゃって見に行かなかったんです。でもふとした拍子に筋肉ダンスを見つけて一気に薄ミュに興味を持ち始めました。しかし時すでに遅し。興味を持ったころには平助篇が始まっていて学生だった私は当日券も並べずさらに一番の推しだった廣瀬君が平助篇をもって薄ミュを卒業。初演斎藤篇の時にもっと当たって砕けるような心持で物事にあたっていくべきだったと思いました。そういうわけで完全にキャスト目当てではありますが当日券チャレンジ開始。そして失敗。当日券が当たらなくてちょっとほっとしたのは一緒にいた友達には言えません。本当に作品が好きで見たい人が当たるべきだと心のどこかで思っていたのでしょう。そしてほんの軽い気持ちでライブビューイング会場へ。軽い気持ち、記事の最後で覆ることになりますが。

 

さてミュの内容と感想へ。(軽くネタバレあり)

ちなみに内容と感想とか言ってますがほとんど、8割以上は違う話してます。まともなレポ、考察などはほかの方々が素晴らしいものを上げてくださっているのでそちらで。私も後でサイトめぐりします。この本文はオポのツイッターみたいなものだと思ってください。思いついたままに話してます。

 

田舎ものだもんで大都会で迷子になり開演からやや遅れて会場に入ったのですが端の席で助かりました。私の席に荷物を置いていたお隣のお客さんご迷惑をおかけしました。おっと、古都の民の嫌味な感じが見え隠れしました申し訳ない。そんなわけで途中からの観劇です。最初の方は全然記憶にござらんのです。後半パートの記憶が大きすぎて。とりあえず思いついたところから書いていきます。

 

ろしさんとにほんの桜の苗木のところ。会場から悲鳴が上がりました。私も変な声出ました。何あの攻めろしあ。まさしくおそろしあ。にほんのお顔がよく見えなくて残念。あ、おっきーさんご結婚、第一子ご誕生おめでとうございます!!!あの桜の苗木の箱のシーンの時、「え、押し倒し・・・。え??」ってなりましたよね。怖かったですねもはや。

 

ギャグパート、めちゃめちゃ笑いました。まず、いぎさんとにほんのマイクパフォーマンス?のところ。2本のマイク押し付けられたちゅごくの「え、2つとも・・・?」みたいな反応すごい笑いました。ちなみに私の推しというかこの観劇の目的は廣瀬くんだったのですがいぎりす!っていう感じなんでしょうがいつもの楽しそうな廣瀬でなんか安心しました。普通ギャグパートって原作や前作、キャストさんをよく知ってないと笑えなかったりするじゃないですか(私はそういうタイプ)。でも私近年まれにみる爆笑をかましました。笑いの振動でへそで茶が沸いた気がします。もちろん欠片も怒ってないです。このミュでよく知ってるというか推している俳優さん、過去に出演作品を何度も見返したことのある俳優さんって廣瀬君と植田君、杉江君くらいだったんです。お恥ずかしながら。もともと観劇は好きで宝塚、東宝メインでいろいろ見てました。宝塚初演の雪組エリザベートは本当に素晴らしいのでぜひ。関係ない話が多いごめんなさい。さっきも少しふれたのですが廣瀬君は私を2.5ミュ舞台に引きずり込んだ張本人。薄桜鬼でぶち抜かれましたね。(後日薄ミュ感想も書きます)他もメサイアとかフェアトレードも買いました。完全なるファンです。杉江君もメサイアで知って、彼はいたるところで目にしている気がします。植田君はこの前何気なく調べてびっくりしたのですが少年陰陽師で舞台デビューだったんですね。私は小学校時代のすべてを少年陰陽師にささげてきたといっても過言ではない過去を持っているので感懐深いものがありました。少年陰陽師を求め単身街に繰り出した少女オポはいつのまにか迷子になり警察官に保護されました。お世話になりました。そういうわけでメインキャスト10人のうち三名にしか自信がないというにもかかわらず爆笑したんですよ。これって本当にすごいことだと思います。キャスト一人一人のセンスやがの強さがないと無理だなあと思うわけです。ある〇る探検隊のリズムでにほんについて暴露?するところとか最高に面白かったです。ていうか話とびますけどりょうき君!!!!18歳って!18さいって!!!年下じゃないですか。末恐ろしい・・・ りょうき君本当に演技がうまくてびっくりしました。舞台で演じるということを私も嗜む身なのですが嫉妬するほど役に入り込んでいていい意味で人間味がなくてぞっとしました。その分きっと言いたいことが山ほどあっただろうにうまくまとめられず「何言ってんだろ」的な発言がカテコの時に聞けて18歳らしさが見えてほほえましくも思いました。

 

個人的に鳥肌が立ったのはアンサンブルの方たちも出てきての「マリアテレジア万歳」みたいに叫ぶところ。確実にセリフ違うけど思い出せなかったし誰もつぶやいてなたったし注文したDVDが届いたら見返します。追記するかも。(関西人の悪い癖:~するかもは98.65825%しない)これだけ予備知識がないまま観て楽しめたのは高校の時世界史選択、大学が西洋史専攻だったからなのだろう。世界史だけはまともに勉強してた自分えらいぞ。

 

あとはカテコ後のいたりあが舞台中央下扉にはける時の「ぱたんっ」が美しすぎて。儚さと未来と力強さを同時に伝えてきてすごく感動した。他にもちょっとだけ友達に聞いてた感動ポイントではもれなく泣いたし何なら隣のフラッグ持ってた明らかにガチオタさんに若干引かれるくらい号泣したし、LIVE発表された時は雄たけびあげた。廣瀬君見れたらいいやくらいの気持ちで見に行ったらみごとに沼に叩き落されて帰ってきました。スクリーン越しにではあったけど見に行けて立ち合えてよかった。LIVE、絶対チケット取ってまた彼らの咲かせる花を観に行きます。